老化スピードは遺伝で決まる?「老化」最新研究レポート

老化スピードには大きな個人差が

海外での老化研究により、老化が進むスピードにはかなり大きな個人差があることが分かりました。ニュージーランドの26歳から38歳までの約950人を、12年間、生物学的年齢調査をしたところ、実年齢が同じ38歳でも、生物学的年齢は「実際より若い28歳」から「老化が進んだ61歳」まで、33年もの差があったのです。また、体の中が老化し、生物学的年齢が高い人は見た目も老けており、身体機能も低下していたといいます。

※生物学的年齢とは

暦年齢とは別に、加齢に伴う種々の臓器の機能の低下過程を反映する、身体機能低下から推定される年齢のこと。

遺伝より生活習慣病が重要

デンマークの一卵性双生児を対象にした老化研究によれば、老化に対する遺伝の影響は15%〜25%、生活習慣や環境による影響が75〜85%とされています。つまり、遺伝より、食事や運動などの生活習慣や日頃過ごしている環境のほうが老化への影響は大きく、努力次第で老化スピードを緩やかにし、実年齢より生物学的年齢を若く保つことは可能なのです。